古陶軒
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東洋美術 陶磁関連資料 美術館リンク  

 

 

 

 内資寺(ないしじ)


朝鮮、李朝時代の官庁の名称。高麗時代「義成倉」と称していたのを1403年(太宗3)に改名した。官物私蔵を避けるため三島に象嵌などを用いて官名を記した。そのため、「内資」「内資寺」といった文字が見込みに残されている。
 

 内贍寺(ないせんじ)


朝鮮、李朝の官庁。1403年(太宗3)に「徳泉庫」を改め、「内贍寺」とした。三島手の見込みに「内」「内用」「内贍寺」「内贍」とあるのは、内贍寺の備品を示すためとされ、そのために象嵌などの技法を用いて司号を款した。
 

 ならさんさい(奈良三彩)


奈良時代につくられた三彩陶器。正倉院三彩とも呼ばれ、正倉院には57点もの遺品が伝わっている。唐三彩を倣してつくられるが、その素地・釉薬・作風ともに異なっている。日本で焼いたものと推測されるが、まだ窯跡は明らかになっていない。
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 南京赤絵(なんきんあかえ)


中国明末・清初期に景徳鎮の民窯でつくられた五彩磁器の日本における呼称。主として輸出用に焼かれ、その器形は多種に富み、山水・人物・花鳥などの文様が描かれている。古伊万里にも影響を与えた。
 

 南蛮焼(なんばんやき)


東南アジア方面より渡来した陶磁器の名称の一つ。中国南方やベトナム・タイなどで生産され、フィリピン・マカオを経由して輸入されたと考えられる。無釉で紫黒色をしたせっき質で器形も自由な作風のものが多い。備前・伊賀・信楽・瀬戸・唐津などにおいても写しが作られた。
 

 練上手(ねりあげで)


異なった2つの土を練り合わせて縞模様をあらわし、透明の釉薬を掛けて焼成した陶器。中国では唐代に盛んになり、後に磁州窯系の窯でつくられた。朝鮮・日本でもその例は見られる。鶉手とも呼ぶ。
 

 年窯(ねんよう)


中国、清代・雍正年間に景徳鎮にて年希堯が監督した窯芸。宋・明代の名窯の倣造や新しい技巧を生み出し官窯の発展に努めた。特に哥窯といった宋代に倣った青磁は名高い。
 

 禾目天目(のぎめてんもく)


建盞の一種。兎毫盞ともいわれる。窯変によって細い銀あるいは褐色の筋を器面にびっしりとあらわした斑文をもつ天目茶碗。その文様が禾や兎の細い毛に見立てられ、この名が付いた。
 

 登窯(のぼりがま)


窯の形式の一つ。中国では龍窯と呼ばれる。傾斜地を利用し、数室から数十室の焼成房を設けて築窯したもの。広義には窖窯も含めることがあるが、基本的には連房式登窯をさす。第一室が焚口となっており、各部屋へは薪を入れる差木孔から燃料をくべる。熱効率がよく、大量生産が可能なためとても経済的。日本では桃山期に唐津に始まり、各地に急激に派生した。
 

 

       

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