古陶軒
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東洋美術 陶磁関連資料 美術館リンク  

 

 

 

 釉裏紅(ゆうりこう)


釉下に銅呈色による紅色で行なった絵付けの一つで、元代に景徳鎮にてはじまり、清代康煕(1662〜1722)に完成する。技法は青花と同様だが、青花がコバルトであるのに対し、銅系の顔料を使い還元焔により紅色に呈する。しかし、その発色はかなり不安定で難しく、初期のものは色が褪せてしまったり、黒ずんだりしている。日本・朝鮮のものは辰砂(しんしゃ)とも呼ばれる。
 

 油滴天目(ゆてきてんもく)


建盞の一種で、曜変に次いで珍重され、茶碗の内外に油を水面に垂らしたような小さな円状の小斑文があらわれている。大徳寺龍光院,藤田美術館などに遺品が伝わっている。
 

 俑(よう)


中国で死者とともに墳墓に埋葬される人物・動物の像のこと。戦国頃から次第に普及し、後漢に入ると灰陶に加彩したものや鉛釉を施したものがあらわれる。隋・唐に入ると三彩などで飾られるようになるが、それ以後は造形的に単純化していく。陶製のものの他に木製・金属製のものがつくられた。
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 耀州窯(ようしゅうよう)


中国陜西省耀県銅川市附近に分布し、主として北方青磁と呼ばれる青磁を産した窯場。唐代以前より白釉・黒釉の掛かった陶器をつくり、宋代に入って片刃彫りや型押しによって文様をあらわし、オリーブ・グリーンの青磁釉を施した。その作風は華北・華南に影響を与え、隆盛をきたした。金代以降は、黄褐色の釉に変わり、明代以後まで続いていく。
 

 曜変天目(ようへんてんもく)


中国、建窯でつくられた天目茶碗の一種。黒色の茶碗の内面に青紫色の光彩に覆われた星文と呼ばれる円状の小斑文が散在する。遺品は日本にある3点のみで、全て国宝の指定を受け静嘉堂文庫(「稲葉天目」),藤田美術館,大徳寺龍光院に収蔵されている。
 

 

       

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