人の世が流れても、美術品には時を超えた本質が宿っています。
人の価値観が変わっても、美術品は揺るぎない美をたたえています。
その素晴らしさに魅せられた私たち平野古陶軒は、美術品を持つことの喜びを三代にわたって皆さまにお伝えしてきました。
明治43年に生まれた創業者平野龍治は、学業を終えるとまもなく古美術の世界に足を踏み入れました。大阪の地で平野古陶軒が開業したのは、昭和11年2月26日という二・二六事件の当日。まさに嵐の中での船出でした。
しかし、戦争の困難にあっても、私たちの美術品に対する思いは変わりませんでした。その深い愛情が、国内では出光美術館の中国美術コレクション、大阪市立東洋陶磁美術館の高麗・李朝陶磁コレクション、国外ではボストン美術館、シカゴ美術館、サンフランシスコアジア美術館など、世界中の多くの蒐集家たちに認められていきます。
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