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□時代背景
918年、王建が朝鮮半島に立てた王朝。都を開城に定め、仏教を国教とし、官僚制度を敷いた。国勢は遼・金・元の相次ぐ進行により、一時的な安定期を除いて脅かされることが多く、1392年、ついに李成桂によって滅ぼされ470余年の王朝は幕を閉じた。美術に関しては、新羅からの文化を引継ぎ中国・北宋・遼からの影響を受けながら、洗練された美意識を独自に確立し、高貴かつ崇高な高麗美術を完成させる
□加飾技法
9〜10世紀頃中国の越州窯の影響を受けはじまった高麗青磁は、翡色と呼ばれる青磁とともに、さまざま加飾技法も生み出していった。なかでも象嵌青磁に見られる絵画的表現は、それまでの中国には見られなかったもので、艶やかで奥深い青磁の美しさと相まって、陶磁器に高麗独自の優美さをもたせています。
象嵌青磁の技法の他、 もともと中国でも行われていた陰刻、陽刻や印花、そして非常に珍しい金彩青磁などの装飾も施されました。
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